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健康お役立ち情報

音楽でリフレッシュ

オルゴールが連れてくる、心休まるひととき

木の箱を開けると、流れてくるのは、おなじみのあの曲……、オルゴールの音に懐かしさやあたたかさを感じる方も多いのではないでしょうか。1つの曲しか奏でないからこそ、たくさんの思い出が重なっていくオルゴール。

本場スイスでは、1台のオルゴールを代々受け継いで、家族の大切な財産にする習慣もあるといいます。オルゴールの聴き方にならって、1日の終わりや、ゆっくりリラックスしたいとき、心が落ち着く1曲を用意してみませんか。

音楽の経験は一生の思い出

オルゴールに限らず、懐かしい曲を聴くと、あの頃の思い出がよみがえる、そんな経験はありませんか。これは、音楽の記憶が聴いていたときの出来事と結びついて脳にしまわれるためです。

音楽は、聴くのはもちろん、歌う、楽器を演奏するなどさまざまな楽しみ方ができるという特徴があります。ぜひ、音楽の素敵な思い出を積み重ねていきましょう。

耳で聞く音、体が聞く音

人の歌声や楽器の生の音、川のせせらぎや虫の鳴き声など、自然の音は臨場感やあたたかさを持っているものです。

音は振動であり、人間の耳が捉えられる音の周波数は20Hz〜20kHzとされていますが、「音」として認識しない振動も体に伝わっているからといえるでしょう。

なお、加齢などにより聴こえる音の幅が少なくなった場合も、振動は伝わるので、自然の音や人の声を感じ取ることができます。

※1秒あたりに空気が振動する回数を表したのが周波数(Hz╱ヘルツ)です。

【受け継がれるオルゴール】
写真のディスクオルゴールは、約100年前にドイツで職人の手によって作られたアンティーク。レストランや舞踏会などで音を届けていました。直径約63㎝の円盤(ディスク)状の板に小さな突起を起こし、その突起で「音弁」といわれる鉄の小さな歯をはじくことで、曲を奏でます。ディスクを入れ替えると曲が替えられます。

【脳に役立つオルゴール】
「音弁」の数が多いほど、奏でる音の周波数の幅は広くなり、音色はより深みのあるものに。オルゴールの中には100 以上の周波数を奏でるものもあり、この周波数を利用した、音によって脳の血流を上げ自律神経の乱れを正常化させるセラピー(オルゴール療法)も研究されているほどです。

 

脳と体に音楽を届けよう

脳のアンチエイジングのために

歌うこと、楽器を奏でることは好きですか? こうした音楽活動は、脳の健康を高めるといわれています。芸術の秋、音楽を存分に楽しみましょう。

【歌ってすっきり】
カラオケでストレスを解消する方も多いのではないでしょうか。歌うことは脳の感情中枢に働きかけるので、うまく言葉にできない感情も発散できるとされています。お腹から声を出して歌えば、横隔膜の運動にもなります。

【音楽で場を盛り上げる】
身近な人をコンサートに誘ったり、バンドを結成したり、音楽は人とのコミュニケーションにも大きな役割を果たしています。昔はやった歌の話で盛り上がることも音楽の楽しみの1つ。この機会に、好きだった曲を思い出してみませんか。

【楽器演奏で老化予防】
打楽器でも弦楽器でも、楽器を演奏するには、手指やひじ、肩、足など多くの関節を同時に動かします。こうした日常にない動きは、脳の幅広い部分を刺激することができるので、脳の老化予防に役立つといわれます。

【昔の楽器に再びチャレンジ】
昔演奏していた楽器、気になる楽器に、ぜひ今こそ挑戦してみましょう。自治体で講座が開かれていることもあります。近くに習える場所がないか探してみてはいかがでしょうか。新しいことを習うのも脳へのよい刺激になります。

●弾く…左右の手で異なる動きをするため、運動機能を鍛えることができます。
   (ギター、ヴァイオリン、三味線、ピアノなど)
●たたく…手や足を大きく動かす、たたいてリズムを刻むなどの動作で、脳を幅広く刺激できます。
   (和太鼓、ドラムなど)
●吹く…大きく息を吸って、お腹からはき出す「腹式呼吸」によって、呼吸機能を鍛えることができます。
   (ハーモニカ、サクソフォン、尺八、リコーダーなど)

リフレッシュ・リラックスに

音楽は、脳の原始的な感情をつかさどる部分「古皮質」(こひしつ)に影響を与えるため、心を揺さぶるとされます。 映画やドラマで効果音が使われるように、生活を音楽で演出してみましょう。

【感情をコントロール】
イライラしたり不安な気持ちになったときは、音楽で気分を盛り上げましょう。運動したくなる音楽や、仕事や家事のやる気を高める音楽を用意しておくのもよいでしょう。

【聴くほどに、いい思い出】
音楽が手がかりとなって記憶がよみがえるのは、冒頭の通り。さらに音楽で回想を繰り返すうちに、思い出が浄化されていくとも考えられています。

【モーツァルトが脳によい理由】
モーツァルトの音楽を聴くと快い感覚が生まれ、緊張感がほぐれることが科学的に検証されています。また、集中力や記憶力といった認知機能を高めるという報告もあります。

【眠る前にリラックス】
快眠を得るためには、眠る1時間ほど前から部屋の明かりを落とし、リラックスして過ごすのが理想的です。テレビや携帯電話の液晶画面を見るのもやめて、好きな音楽をかけてみませんか。


◎ボリュームに注意
イヤホンやヘッドホンで大音量の音楽を聴き続けると、音響性難聴の一種である「ヘッドホン難聴」になることがあるので注意が必要です。ボリュームは控えめにし、長時間聴かず耳を休ませる時間を作りましょう。耳鳴りや、耳がつまる感じがするなど異常を感じたら、耳鼻咽喉科を受診しましょう。

 

音楽のチカラをリハビリに

一部の病院や老人施設などで実施されている音楽療法(ミュージックセラピー)。音楽の効果を利用し、心身に障害を持つ人や高齢者を対象に、障害の回復や、身体の機能改善をめざす療法です。楽器演奏や歌を歌うなどの活動によって、手先など身体の運動を促したり、感情を発散したり、コミュニケーションを円滑にするといったセッションが行われています。

認知症を予防する生活とは?

音楽は脳の健康に貢献するものですが、それは栄養バランスのよい食事と、十分な睡眠があってこそ。認知症やうつ病など、脳の機能にかかわる病気の予防には、生活習慣が大切といわれます。食事と睡眠のほか、ストレスをためない、人と話すなどを心がけるのもよいとされます。音楽を取り入れながら、いきいきした健康生活を送りましょう。

 

 

<取材協力>
日本音楽療法学会認定音楽療法士 加藤美知子さん
日本オルゴール療法研究所 佐伯一成さん ☎0120-700-704
<参考文献>
『音楽で脳はここまで再生する』(奥村歩著/人間と歴史社)
『最新 音楽の科学がよくわかる本』(岩宮眞一郎著/秀和システム)
『音楽でウェルネスを手に入れる』(市江雅芳著/音楽之友社)
『きょうの健康』2006年6月号「認知症の音楽療法」、2002年10月号「高齢者介護に音楽療法」(日本放送出版協会)
『100歳まで元気人生! 「病気予防」百科』(日本医療企画)
『音楽療法Q&A』(呉竹英一・呉竹仁史・呉竹弘子編著/ドレミ楽譜出版社)
『オルゴールは脳に効く!』(佐伯吉捷著/実業之日本社)
『脳に効き心も体も癒されるスイスオルゴールCDブック』(佐伯吉捷監修/マキノ出版)

<イラストレーション>
木暮雅子

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