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薬局からのお便り

「肩こり」をやわらげる方法は?

厚生労働省の平成19年の国民生活基礎調査によると、病気やけがなどの自覚症状のある女性から、
もっとも訴えが多かったのが「肩こり」です。男性でも、腰痛に次いで2位。まさに国民的悩みのタネともいえる「肩こり」。
単に筋肉の疲れによる場合もあれば、病気が原因で起こる場合もありますので、原因を調べ、適切に対処することが大切です。

首や肩の筋肉に疲労物質がたまって血行不良に

肩こりの原因にはいろいろありますが、もっとも多いのが筋肉疲労によるものです。筋肉中に疲労物質がたまり、血行が悪くなって、こりや痛みが起こるとされています。
筋肉疲労の原因としてあげられるのが、よくない姿勢です。たとえば頭の位置が前に出る前かがみの姿勢は、首や肩の筋肉はまっすぐな姿勢に比べてより強く力を出してその位置を支えようとするので、筋肉への負担が増します。猫背気味の人に肩こりが多いといわれるのはこのためです。同じ姿勢を続けるのも首や肩の筋肉に緊張した状態を強いることになり、筋肉疲労を招く大きな要因となります。
なで肩の人は肩周辺の筋肉が発達していないことが多く、筋肉の緊張状態から疲労物質がたまりやすくなります。精神的ストレスも筋肉疲労をもたらすことがあります。

正しい姿勢と血行をよくして肩こり解消

肩こりを解消するには正しい姿勢を保つこと。それには、椅子や机の高さが自分に合っているかどうかの点検も大事です。椅子は、座ったときに膝が直角に曲がるぐらいの高さ、机は、座ったときに両膝が当たらない高さで、目から30cm離れて読み書きができるぐらいが適当です。
長距離のドライブや長時間の座り仕事をするときは、ときどき休憩して体を動かしましょう。首を前後左右に傾ける、両肩を回す、両肩を上げ下げする、胸の前で両手を拝むようにして力を入れる、といったストレッチは肩こり予防にもなります。ただし、痛くない範囲で行いましょう。
1日の終わりには、ぬるめの湯にゆっくりと浸かって血行をよくして肩のこりをほぐしましょう。ストレス解消にも効果的です。
炎症や痛みを緩和し、血行をよくするには、市販の貼り薬や塗り薬などを利用するのもおすすめです。最近は、さまざまなタイプが出ているので薬剤師に相談して自分に合ったものを選ぶとよいでしょう。
なお、病気に伴って肩こりが現れている場合があります。強い肩こりや肩の痛みが続くときは我慢せずに医師の診察を受けましょう。

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