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薬局からのお便り

新型インフルエンザから、身を守るには?

この春、世界各地で発生した新型インフルエンザが、秋冬には大規模な流行になるのではと心配されています。新型インフルエンザの予防方法は、基本的には通常のインフルエンザと同じです。日ごろからの対策で感染のリスクを少しでも減らしましょう。

予防の基本は、ウイルスをできるだけシャットアウト

予防には、インフルエンザにかかっている人に極力近づかないことが最も確実な方法です。できるだけ、必要のない外出(特に人が集まる場所)を控えましょう。そして、ウイルス感染の予防のためには、手洗い・うがいをしっかりすることが大切です。帰宅時や食事の前など手洗いを入念にしましょう。せっけんやアルコールを使って、最低でも15秒かけて、手の甲や指の間、爪の間も丁寧に洗いましょう。
また、ウイルスは粘膜を通して感染するため、極力鼻や口などを触らないようにしましょう。せきやくしゃみなどの症状があるときは他の人にうつさないようにマスクを着用する「せきエチケット」を守ることも感染防止の上では大切です。
インフルエンザウイルスは低い温度、低い湿度を好みます。室内は、加湿器などを利用して適度な湿度を保ちましょう。抵抗力が落ちていると、ウイルスに感染しやすくなります。規則正しい生活、適度な運動、十分な休養など、健康的な生活を心がけましょう。

インフルエンザが疑われるときは、まずは医師に電話で相談

突然の高熱、頭痛、関節痛、筋肉痛などの症状が現れたらできるだけ早くかかりつけ医など医療機関に事前に電話し、受診の仕方などの指示を受けましょう。
特に慢性呼吸器疾患、糖尿病、腎機能障害など持病のある方、妊婦、乳幼児、高齢者など感染することで重症化するリスクのある方は、なるべく早めに医師に相談しましょう。通常、重症でない限り、入院せずに自宅で過ごすことになります。同居している家族へなるべく感染しないように、せきエチケットを守り、処方された薬は指示通りに最後まで飲み、水分補給と十分な睡眠を心がけましょう。
症状が治まってもしばらくはウイルスが体内に残っています。症状が治まったからといって無理をしないこと。また、症状が治まったあとも2日間ぐらいは外出を控えたほうがよいでしょう。

リスクの高い人はワクチン情報に注意しておきましょう

今、国では新型インフルエンザワクチンを準備していますが、必要数を満たすのは難しく、接種対象者は一部に限られ、優先順に接種するとされています。ただし、今後も変わる可能性があるので国から発表される情報に注意しておきましょう。
一方、季節性インフルエンザのワクチンは昨年より生産数が若干減っていますが、例年どおりに接種が行われることになっています。65歳以上の方や、心臓病や腎臓病、糖尿病、呼吸器疾患のある方、小さいお子さまは接種しておいたほうが安心です。かかりつけの医師に相談しましょう。

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