■運動と食事の両方で対策を
いくら運動をしても、適正エネルギー以上の食べ物を摂取していては内臓脂肪は減るどころか増えてしまいます。1日のエネルギー必要量は、ふつうの身体活動では男性(18〜69歳)で2,400〜2,650kcal、女性(18〜69歳)で1,950〜2,050kcalとされています※。運動の努力をムダにしないためにも、意識して食べ過ぎ、飲み過ぎを防ぎましょう。
※厚生労働省「日本人の食事摂取基準2005」より
■毎日日記をつけてみましょう
いつの間にか食べ過ぎているという状態を避けるために、毎日、何を、いつ、どのくらい食べたのかを記録してみましょう。油ものが多い、間食が多い、長時間食べているなど、見直す点が見つかります。
■お酒は適量を知ってコントロール
お酒は栄養価がほとんどありませんが、摂取エネルギーを増やし、肥満や生活習慣病を引き起こす一因となります。また、長時間の飲酒は、食べ過ぎにもつながりますのでご注意ください。普段、下の適量以上飲む方は、週に2日は休肝日にしましょう。
●1日の適量
男性:ビール500ml(中瓶またはロング缶1本相当)または日本酒1合
女性:ビール350ml(レギュラー缶1本相当)
■食べ過ぎる環境を改善しましょう
つい手を伸ばしてしまうお菓子類や、食欲を誘発するグルメ雑誌、番組などを視界から遠ざけることも大切です。周りの人にも協力を仰ぎましょう。