処方薬、市販薬ともに、高温・多湿・直射日光を避けて保管しましょう。特に医療機関から数カ月分の薬を一度に処方されるという方は、保管場所に注意が必要です。これから先、寒くなってくると暖房器具を使うことが多くなります。薬の保管には、暖房器具から離れた場所を選びましょう。タンスの上なども暖かい空気が集まる場所なので保管場所としては適しません。
また、小さなお子さんが間違って飲み込まないように、手の届かない場所を選ぶことも大切です。不要の薬を捨てるときもお子さんの目につかないように処分することを忘れずに。
薬が入っていた容器から別の容器に入れ替えると、内容や使い方がわからなくなり、誤用や事故のもとになります。容器はそのままの状態で、添付文書なども一緒に保管しましょう。
薬の保管においては使用期限にも注意が必要です。市販薬の場合は、パッケージに使用期限が書かれています。定期的にチェックして、使用期限が切れていたら廃棄してください。