「かかりつけ薬局」という言葉を耳にしたことがありますか? かかりつけ薬局とは、一言でいえば「お気に入り」の薬局です。いくつかの医療機関にかかっていても、お薬は必ずそこでもらうといったような薬局のことです。毎回利用することでお薬や病気の情報が集約され、さまざまな相談ができる場合があります。いつも違った薬局を利用するよりも、自分の体のことを把握していてくれるため、健康の相談やいざというときに頼りになります。
4月からは、そんなお気に入りの薬局におくすり手帳を持っていくことで、支払いが安くなるというメリットも。前回の利用から「半年以内」に「おくすり手帳」を持って行くことで、負担を抑えることができます(一部の薬局では負担が変わらないこともあるので、受付時に確認してください)。おくすり手帳は、患者さんと医師と薬剤師の連絡帳であり、患者さん自身の健康管理帳です。医療機関を受診するときは、安全な治療なためにも、お財布のためにも、おくすり手帳を忘れずに持って行きましょう。