紫外線対策が必要な訳は、周知のとおり紫外線がシミやシワをつくったり、皮膚がんのリスクを高めたりするからです。紫外線の影響は皮膚にとどまりません。紫外線は目にも入ってきて、角膜を傷つけて角膜炎を起こしたり、眼のレンズ(水晶体)を少しずつ変性させて濁らせ白内障の原因にもなります。
また紫外線は、肌にあるランゲルハンス細胞という、免疫に関係する細胞の機能を止めることもわかっています。このため、日焼けをするとヘルペスなどの感染症にかかりやすくなります。混雑を少しでも避けるために、通院の予定のある方は連休の直前ではなく、もっと前に医療機関を訪れることをおすすめします。特に、GW期間中に薬がなくなりそうだという方は早めに受診し、処方量を増やしてもらうなどの対応をしておきましょう。