冷え対策には大きく2つの方法があります。一つは外から温めることです。腹巻やレギンスなどでおなかから太ももまでをしっかり温かくしましょう。これらの部位には血液や筋肉が多いため、手足を温めるより、効率よく全身が温まります。湯たんぽなどを利用するのもよい方法です。
冬は暖房が入った部屋でもつま先や下半身が冷えがちです。レッグウォーマーやブランケットなどを用意して、体を冷やさない工夫をしましょう。
入浴も冷えの予防や改善に効果的です。ただし、熱い湯船に浸かるのは交感神経を刺激して血管を収縮させ、血流を低下させるので逆効果です。また、特集で紹介したようにかゆみを生じやすくするので、肌にとっても刺激が強すぎます。ぬるめのお湯にゆっくり浸かり、体の芯まで温めましょう。