9月はアレルゲン掃除に取り組みましょう 体の免疫機能が過剰に反応することで起こるアレルギー。その原因となるアレルゲンは金属や食物などさまざまです。アレルゲンのひとつで家の中に多く見られるハウスダストは、一年のうちで高温多湿な夏・秋(7~9月)に最も増え、特に9月は夏に増殖したダニのフンや死骸が多くなります。これらのアレルギー対策に有効なのが、掃除による環境整備です。現在アレルギーを持っていない人も、アレルゲンを遠ざけることは今後の発症の予防になります。健康な毎日のためにも、今月は掃除を見直してみましょう。 正しい掃除していますか? 掃除の5つの掟 ①ほこりが「落ち着く」タイミングで掃除の正しいタイミングはいつかご存じですか? ほこりは人が少し動くだけで舞い上がってしまいます。掃除を効率的に行うには、ほこりが浮遊しているときよりも、舞い上がったほこりが落ちきって落ち着いたとき。朝起きてすぐや帰宅直後など、部屋に人の動きがなくなってしばらくしてから掃除するようにしましょう。②高いところから順番に基本中の基本ですが、掃除は高いところから低いところへ順番にしましょう。床ばかりを意識していると部屋の上部のほこりが除けず、知らず知らずの間にほこりだらけに。掃除は高いところの拭き掃除からが鉄則です。③床掃除、いきなり掃除機はNG掃除を始めるとき、はじめに掃除機をかけると、排気で部屋中のほこりがたちまち舞い上がります。床の掃除は拭き掃除から始めましょう。雑巾で水拭きの必要はなく、市販の付け替え式のモップやワイパーでOKです。畳の場合は畳の目に沿ってモップをかけましょう。④換気で空気の流れを作る掃除機をかけるときは、必ず換気しましょう。掃除中は想像以上にほこりが舞うため、閉め切った室内では掃除後のほうが空気中のほこりが増えることも。2ヵ所以上窓を開けて空気の通り道を作るのが理想的です。どうしても窓を開けられない場合は、換気扇や空気清浄機を強運転にしましょう。⑤掃除機の排気も要注意意外と見落とされがちなのが、ゴミの溜まった掃除機の紙パック。ゴミが溜まったままの状態だと、紙パックの中のほこりが排気としてまかれてしまうことも。二重になっている紙パックやサイクロン式掃除機を利用するのも手です。家の中の主なアレルゲン●ハウスダストアレルゲンの混合したもの。実態はダニやそのフン、死骸がほとんど。●皮屑(ひせつ)フケのこと。特にイヌ、ネコなどのペットのフケ。●花粉スギやイネ科、キク科などの花粉。服や体に付着して屋内に侵入。●カビ空気中に飛散したものを吸い込むことでアレルギーの原因に。 毎日の健康は掃除から アレルゲン徹底掃除術 家の中にはアレルギーの原因になる物質や生物がたくさん。健康で快適な毎日を維持するために、隅々に潜むアレルゲンを逃さない掃除のコツをご紹介します。寝具はダニの絶好のすみかです。長時間過ごす場所でもあるので、寝具の手入れは欠かせません。●布団干しはこまめに両面をダニは湿度が大好き。布団はできるだけこまめに外に干して乾燥させましょう。裏表まんべんなく干すのがポイントです。ダニは高温に弱く、黒い布や布団干しカバーをかけたりするとより効果的です。布団をバンバン叩くと、ダニやその死骸が粉砕されて吸い込みやすくなる場合があるので、表面を軽く払う程度にしましょう。  ●具掃除の仕上げは掃除機で日光で干すだけではダニ対策は不十分。掃除機を使って寝具のダニやそのフン、死骸を取り除きましょう。掃除機に布団用のノズルを付けて、50cm幅を20秒程度かけて往復吸引すると効果的です。週に1回程度は行うように心がけましょう。●布団乾燥機でダニ退治なかなか布団が干せない梅雨や花粉症が気になる時期、お勤めなどで日中家にいない人は布団乾燥機を利用するのもおすすめです。干したり取り込む際のほこりが気にならないというのも布団乾燥機を利用するメリットのひとつです。●押入れ、クローゼットはなるべく開放押入れやクローゼットは湿気がこもりがちになります。天気の良い日などは開放して換気するようにしましょう。また、布団の上げ下ろしのときには大量のほこりが舞うので、窓を開けて行うことを忘れずに。●ダニ対策の強い味方防ダニ寝具高密度の繊維で細かく織られ、ダニやほこりなど、アレルゲンの出入りをシャットアウトする防ダニ寝具は、ダニ対策に効果の高い商品です。アレルギー専門医などが薦める、研究・実験で効果が実証されているものが安心です。【リビング】ほこりの溜まりやすいポイントを押さえましょうリビングには、ほこりやダニが溜まりやすい場所やものがたくさん。普段意識しないところもチェックしましょう。●棚や机、床と平行な場所をチェック棚や机の上、カーテンレール、照明の笠の上、テレビやパソコンの上など、「床と平行な場所」は床と同じだけほこりが溜まっています。部屋の高いところのほこりも、ハンディモップなどを使えば拭きとれます。月に1回を目安に掃除を心がけましょう。●床はフローリングがおすすめ床の掃除機がけは毎日行うと、アレルギー対策に効果的です。絨毯やラグ、畳はダニが繁殖しやすいのに対して、フローリングはダニが繁殖しにくい上に、掃除もしやすい利点があります。絨毯やラグには布団と同様に50cm幅を20秒程度かけてじっくり掃除機をかけましょう。●ソファーは革張り、ビニール製のものを布製のソファーは革張りのものやビニール製に比べてダニの温床になりやすいので注意しましょう。布製のものを使っている場合は掃除機がけを念入りに行うことが大切です。革やビニール製のソファーにもほこりは溜まるので、こまめにから拭きをするとよいでしょう。 ●ぬいぐるみはときどき洗濯をソファー同様、ぬいぐるみもほこりやダニが溜まりやすいものです。子どもはぬいぐるみを口に入れたりするので、こまめに洗濯しましょう。できれば水洗いできるものを選び、洗濯後はよく乾燥させます。乾燥が不十分だとダニやカビがかえって繁殖してしまいます。カビ対策も忘れずにカビはダニよりもアレルギー症状が重症化しやすく、ある意味でより有害な物質です。湿度に気を配って環境を整えましょう。●カビ対策の適正湿度カビは室温20~25℃、湿度65%以上で増えるので、湿度は65%以下、できれば50%以下を保ちましょう。梅雨どきや雨の日などは除湿器を使うのもひとつの手です。 ●水を使ったら“ついで掃除"浴室、洗面所は使ったついでに掃除しましょう。浴室はその日最後に入った人が浴槽や壁を洗い、窓や壁を軽く拭き、換気します。体を拭いたあとのバスタオルで拭き取ってもよいでしょう。洗面所は小さなスポンジやブラシを近くに置いておき、使ったついでに気になった汚れを洗いましょう。●ちょっと意外なカビの元エアコンの空気フィルターや加湿器はカビが発生しやすく、油断しているとカビをまき散らすことにも。空気フィルターは週に1回程度掃除機で吸引し、ときどき水洗い。加湿器は取扱説明書などに応じた、こまめな手入れが必須です。 掃除以外のアレルギー対策 掃除以外の部分でも、日常生活で注意しておきたいアレルギー対策をご紹介します。●ペットがアレルゲンになることもペット、特にネコの毛やフケがアレルゲンになり、強いアレルギー症状を引き起こす人がいます。また、それらを飼うことでダニの繁殖を招くことも。一番の対策は飼わないことですが、飼う場合は、週に1度は洗う、飼育範囲を制限する、排せつ物の処理に気を配るなど、最低限の対策をしましょう。 ●室内の植物にも注意が必要観葉植物が、カビなどのアレルゲンを発生させる原因になることがあります。土はカビが発生しやすく、また、水やりをすることで室内の湿度が上がり、壁などにカビが発生しやすくなります。アレルギーが気になる方は、室内には植物を置かずに外で育てるほうがよいでしょう。●知っておきたい「食品のアレルギー表示」食べ物が原因でアレルギー症状が起こることもあり、原因となる原材料はほとんどの加工食品に表示されています。ただし対面販売されるものや商品表示面積の小さな容器包装に入った加工食品は、表示が省略されることもあるので、食物アレルギーを持つ人は食品に十分に注意しましょう。<取材協力>東京慈恵会医科大学附属第三病院小児科 准教授 勝沼俊雄先生<参考文献>『誰でもスグできる! 小児ぜんそくの悩みをみるみる解消する 200%の基本ワザ』(勝沼俊雄著/日東書院)『アレルギーを撃退する「おそうじ」マニュアル』(池谷優子著/マキノ出版)『アトピー・ぜんそく・花粉症 アレルギーは自分で治そう』(稲垣護著/現代書林)(Webサイト)『食品表示』(消費者庁)(アレルギー相談センター immune.jp)<イラストレーション>山口絵美
脳の健康は、全身の病気予防から始まります 脳のトレーニングというと、思いつくのがクイズやパズル。しかし、それらは脳の健康法の一部分にしか過ぎません。脳は全身の一部ですから、大切なのは全身を健康に保つことです。特に、高血圧や糖尿病などの疾患は、脳梗塞や脳出血の危険因子であり、認知症など脳の病気のリスクを高めるともいわれます。まずは、喫煙や過度の飲酒、運動不足、ストレス、塩分やコレステロールの取り過ぎといった生活習慣を見直しましょう。■脳の健康は生活から【生活習慣の見直し】・バランスのよい食事・適度な運動・十分な睡眠・禁煙【脳の活性化】・頭をよく使う・考える・話す・書く など 暮らしの中で、楽しく脳を鍛えましょう 人間の脳には「大脳皮質」という器官が備わっており、言葉を使って話す、感情を文章や絵で表現する、新しい技術を開発するなど、いわゆる「頭を使う」行為を司っています。脳の機能は、筋肉と同じように使わないと衰えていくので、積極的に使うことが老化予防につながります。ここでは、身近な行動で脳を元気にする方法を解説しています。興味のあるところからチャレンジしてみませんか。 脳が喜ぶ行動は、生活の中にあります 声を出す、言葉を使う、指先を使うという日常の動作は、実は脳の高度な機能によってなされています。日常的にこうした動作を積極的に行い、脳を活性化させましょう。●『食』和食+肉・魚が脳のごちそう栄養バランスにすぐれた和食は、脳の健康にも最適です。和食を基本に、脳のエネルギー源となる炭水化物と、脳を作るたんぱく質や脂質が不足しないようにしましょう。脂質では、青魚に多く含まれるDHA、肉に含まれるアラキドン酸が脳の老化予防に効果的とされています。[主食]ごはんやパン、めんなど炭水化物でエネルギー補給[主菜]魚介類、肉類、卵、大豆製品でたんぱく質を摂取[副菜]野菜のおかずで、脳の老化を防ぐビタミン類を摂取●『作』料理をほめられるのは、脳にも効果的脳によいのは「何かを計画し、実行し、評価をもらう」というプロセス。これらをすべて体験できるのが料理です。献立を決めて、材料や手順を想定し、栄養バランスや彩りを工夫し、作り、「おいしい」と評価されることで、脳の広い範囲が刺激されます。毎日の料理も脳の活性化に役立つのです。●『動』自転車なら、体も脳も鍛えられる健康作りに欠かせない運動ですが、「脳の活性化」という点からは自転車も効果的です。自転車の運転は全身運動であるうえ、周りの情報を認知する、素早く正確な状況判断を行うなど、脳全体を使います。なかなか運動ができないという方は、生活に自転車を取り入れてみてはいかがでしょうか。●『動』手軽な趣味で手先を動かす趣味を持ち、気分転換することは、日々、脳に蓄積されるストレスを解消するのに効果的です。ぬり絵や折り紙、編み物、手芸、工芸など、好きなことなら何でも、何種類でもかまいません。ずっと続けられるよう、準備が簡単なもの、根を詰め過ぎずにできるものがよいでしょう。●『楽』人と交流しながら、いきいき暮らすコミュニケーションは、言葉を使って話すほか、言葉遣いや態度に気を遣うなど、非常に頭を使う行為。また、新しい情報による刺激や、気持ちが通い合う喜びもあります。趣味や地域の集まりに参加したり、団らん、スポーツなどを楽しみ、充実した毎日を過ごすことは脳の老化予防につながります。●『書』手書きで気持ちを伝える「読む」「書く」という行為は、人間だけのもの。手で文字を書くことは、感情や個性の表現でもあります。日本人は特に学校教育で書いて学習する機会が多く、書く訓練は十分になされています。その機能を退化させないためにも、手紙や書道や俳句など、楽しくできる「手書き」を習慣にしてみませんか。●『嗅』アロマテラピーでリラックス香りは、嗅ぐことで脳に直接作用し、心身の安定に効果的とされています。エッセンシャルオイルをアロマポットでたいたり、水で薄めてルームスプレーにしたり、塩と混ぜてバスソルト(塩大さじ1に対しエッセンシャルオイル数滴)にしてお風呂に入れるなど、お好みの方法でお試しください。○香りミニガイド[ストレスを和らげてくれるやさしい香り]ラベンダー・ゼラニウム [リフレッシュできるさっぱりした香り]スイートオレンジ・ジュニパー[集中力を高めるスッキリした香り]ローズマリー・ペパーミント●『眠』眠りのリズムを大切に脳の健康には、規則正しい睡眠も大切です。睡眠不足や昼夜逆転の生活は、心身の病気の原因にもなるので注意が必要です。眠りにつく時間がばらばらになってしまう場合は、朝起きる時間だけでも一定にしましょう。朝の光には脳内の時計を調整する働きがあり、リズムを整えてくれます。 【認知症ってどんな病気?】 ・認知症と物忘れの違い認知症は物を忘れる病気と思われがちですが、単なる物忘れと認知症は別です。物忘れは、人の名前が出てこなくなるなど、加齢によって記憶を取り出す機能が衰えることをいいます。記憶は残っているため、一時的に思い出せなくても別の機会に記憶がよみがえることがあります。一方、認知症は記憶そのものを失っているので、昔会った人の写真などを見せても知らない人としか認識できません。・早期発見につとめましょう認知症は、主に脳血管の障害によって起こる脳血管性認知症と、脳の神経細胞が急激に減少するアルツハイマー病などのタイプがあります。いずれも症状が進行すると治療が困難なため、早期発見が大切です。早期の治療によって進行を遅らせることができる場合があります。また、認知症と診断された場合も、早い時期から適切な支援があれば自立度を維持しやすくなります。気になる症状がある場合は、早めに医療機関を受診しましょう。<取材協力>杏林大学医学部教授 古賀良彦先生<参考文献>『よくわかる最新「脳」の基本としくみ』(後藤和宏監修/秀和システム)『きょうの健康』2005年4月号「今日から始める! 脳を元気にする食事」(日本放送出版協会) 『アロマ暮らし始めましょう』(エイ出版社)『楽しみながら頭がよくなる「脳トレ」パズル』(児玉光雄著/三笠書房)『脳を鍛える! ...[続きを読む]
よく歩くことは、健康への近道です 歩くことは、ウォーキングという有酸素運動。脂肪燃焼や、脳の活性化など、さまざまな効果が期待できます。■心身の不調を改善新陳代謝が活発になり、血行がよくなるので、血行不良から来る肩こりや冷え症などの改善効果が期待できます。リラックス効果もあり、快眠につながります。■メタボ対策にウォーキングは全身の脂肪を燃焼させます。特にメタボリックシンドロームなど生活習慣病の原因となる内臓脂肪を効率よく燃やすことができるので、病気予防に最適です。 ■糖尿病予防に歩くことでインスリンの働きが高まり、ブドウ糖が消費されやすくなるので、血糖値が低下するといわれます。速く歩く人ほど糖尿病の発生リスクが低いという報告もあります。■高血圧予防に歩くことで血管が刺激され、やわらかくなります。歩くことを習慣にすると、血流の循環がよくなり、血圧の低下が期待できます。■骨粗しょう症予防に歩くことで筋肉や骨が刺激されるため、骨が丈夫になります。骨は年齢とともに弱くなり、骨折しやすくなる傾向がありますが、よく歩くことはその予防策になります。 【デイリーコース】目標は、1日3,000歩アップ 健康づくりのためには、1日8,000歩から1万歩が必要といわれていますが、日本人の平均歩数は約7,000歩しかありません。歩数計で測るか、10分=1,000歩と考えて、3,000歩アップを目標に歩く機会を増やしましょう。●まとめて買い物 → ...[続きを読む]
冷えチェック ●こんな症状を感じませんか?□ 足先や手先が冷たくて眠れない□ ...[続きを読む]
食わず嫌いはもったいない?ヘルシー食材、雑穀の魅力 ■そもそも雑穀とは?雑穀とは、一般的には、きび、あわ、ひえなど、白米以外の穀物を指します。日本では昔から主食として食べられていましたが、戦後、白米食が一般化すると、雑穀は“貧しい”イメージで敬遠される傾向に。しかし今、栄養価の高さから、再び注目を集めています。■なぜ体にいいといわれるの?雑穀に含まれる栄養素は、現代人にこそ必要なもの。長い間食べ続けられてきた食品には、それだけの理由があるのです。 □食物繊維が豊富雑穀の大きな特徴は、食物繊維の量が精白した米(白米)や小麦粉に比べて多いということ。食物繊維は、便秘解消や血液中のコレステロールを減らす作用があり、病気予防につながります。□アンチエイジング雑穀の色の元になるのは、ポリフェノールという色素です。赤ワインやチョコレートなどでも注目される成分で、抗酸化作用という、細胞の老化予防に役立つ働きが期待できます。□血糖値の上昇をゆるやかに雑穀は、腸の中でゆっくり消化され、血糖値の急激な上昇を抑える食材です。カロリーは白米とほぼ同じですが、かみごたえがあり少量でも満腹感を得やすいといえます。 雑穀ガイド ●きびコクがあっておいしい雑穀食物繊維や鉄分のほか、血液循環を正常に保つために必要なマグネシウム、皮膚や体の発育、味覚の発達に必要といわれる亜鉛が豊富。漢方では胃の働きを助けるといわれます。◎プチプチした食感で、卵のようなコクがあり、甘みも強め。●あわ鉄分が貧血予防に役立つミネラルバランスのよい雑穀のひとつ。貧血予防に欠かせない鉄分が豊富に含まれるほか、マグネシウムとカルシウムの相乗効果により、骨や歯を丈夫にする効果も期待できます。◎名前の通り淡い、上品な味わい。もちやおこしなどお菓子の材料にも。●ひえすぐれたミネラルバランス腸の健康に役立つ食物繊維が多く、骨や歯の形成に必要なマグネシウムが豊富です。亜鉛やリンなども含まれ、バランスよくミネラルが取れます。◎単独ではパサつきやすいので、お米に混ぜて炊くのがおすすめです。●もろこし(高きび)ひき肉のような味わい表面の褐色にはポリフェノールが含まれており、抗酸化作用が期待できます。また、余分な塩分を排出して高血圧予防に役立つカリウムや、貧血を予防する鉄分も取れます。◎弾力のある食感はまるでひき肉。肉の代用食としても使われます。●黒米楊貴妃も美容食として愛用黒い色を作るアントシアニンという色素はポリフェノールの一種で、老化、病気の原因となる体内の活性酸素を除去する働きや、動脈硬化を防ぐ作用が期待されています。◎お米に混ぜて炊くと、赤飯のような色味になります。●大麦(丸麦 押し麦)食物繊維の量は雑穀でトップ便秘解消やコレステロール値の低下が期待できる食物繊維。大麦は雑穀の中でも食物繊維が多く、水溶性、不溶性と作用の違う2種類の食物繊維をバランスよく含んでいます。◎くせがなく食べやすい味。麦茶やビールの原料です。●はと麦肌にうれしい効果肌の角質層の新陳代謝を促す作用が期待できる成分が含まれています。漢方では、ヨクイニンという生薬として関節痛や筋肉痛、肌あれ、イボ取りなどの治療に用いられます。◎はと麦茶でおなじみ。単品では、雑穀らしい素朴な味わいが楽しめます。●アマランサス雑穀の中でもトップクラスの栄養価骨を丈夫にするカルシウムが白米の約32倍含まれるほか、ビタミンB2や葉酸、鉄分、亜鉛も豊富。疲労回復に関わる必須アミノ酸のリジンも多く含まれています。◎独特の苦みと香りが、料理のアクセントになります。 ■雑穀をムダなく便利に使う 雑穀は本来保存食です。ストックできる食材として用意しておき、いつものメニューに変化をつけてみるのもおすすめです。■まとめて下ごしらえし、冷凍保存1回ずつ下ゆでをすると手間がかかりますが、まとめてゆでるか炊いて、小分けにして冷凍すればいつでも料理に使えて便利です。冷凍の場合は、1カ月をめやすに使い切りましょう。■温度の低いところで保管しましょう雑穀は米と同様に、湿気を嫌います。開封した雑穀は、密封容器に入れて冷暗所に保存しておきましょう。通常は1年くらいもつので、色々な種類をストックしてお試しください。 ■雑穀ごはんを炊いてみよう 現在お使いの炊飯器で、いつものお米に混ぜて炊くだけで、簡単に雑穀ごはんができます。ポイントは、(1)最初は白米の1割程度の量でスタート(2)水に浸ける時間は白米よりも長めに、の2点です。週1度くらいからでも取り入れてみてはいかがでしょうか。●雑穀ごはんのレパートリー(1)市販のブレンド雑穀で [雑穀ごはん]五穀米、十穀米など、数種類の雑穀がブレンドされた品を利用してみましょう。さまざまな味わいの、おいしい雑穀ごはんができます。(2)お好みの雑穀を選んで [マイブレンドごはん]味わいも栄養素もさまざまな雑穀。お米に何種類か混ぜてお好みの雑穀ごはんを作ったり、ブレンド雑穀に足すなどして楽しみましょう。(3)栄養バランスがアップ [玄米ごはん]玄米には、たんぱく質をはじめ、新陳代謝を促進するビタミンB1、B2、老化予防に役立つビタミンEのほか、ミネラル、食物繊維がバランスよく含まれています。食べ慣れない方は、最初は白米と混ぜて食べてみましょう。◎玄米と白米はどう違う?■玄米収穫した稲から外側のもみ殻だけを取り除いたもの。お米の持つ栄養素を丸ごと取れます。■発芽玄米玄米を水に浸し、わずかに発芽した状態の米。発芽の際に酵素の働きが活性化し、血圧降下作用があるとされるGABA(ギャバ)が増加します。■胚芽米玄米からぬかを取り除いたもの。胚芽のビタミンB1、Eを摂取できます。■分づき米5分づき、7分づきなど、精白の度合いにより栄養価が変わります。■白米さらに胚芽を取り除き、胚乳だけにしたもの。>>NEXT:『雑穀で作るレシピ』はゲンキレシピコーナーへ<取材協力>日本雑穀協会 http://www.zakkoku.jp/ 事務局長 中西学氏つぶつぶカフェ 神楽坂店 池田義彦氏<参考文献>『医療従事者のための[完全版]機能性食品ガイド』(講談社)『2006-2007改訂新版 健康・栄養食品事典』(東洋医学舎)『雑穀を食べよう』(内田弘監修/評言社)『手づくり日本食シリーズ 健康食 雑穀』(農文協)『雑穀だいすき!』(柴田書店) 
花粉症対策、準備はできていますか? □ 薬は2週間以上前から 症状を抑える内服薬(抗アレルギー薬など)は、花粉が飛び散る2〜3週間前から服用するのが効果的といわれています。ニュースの花粉情報などを参考に、早めに医療機関へかかりましょう。 □ ...[続きを読む]
心に、体に、暮らしに。香りを取り入れてみませんか? 好きな香りに包まれてほっと一息。ストレスの多い現代社会では、リラックスできるひとときを見つけることが誰にとっても大切です。 しかし、忙しくてくつろげる時間を取れないという方も多いのではないでしょうか。そこでおすすめしたいのが、手軽に始められるセルフケア、アロマテラピーです。アロマテラピーは、リラクゼーションやリフレッシュはもちろん、美容・健康維持、疲労回復に役立つ自然療法。この春は、自然の香りで心と体をほぐしてみませんか。 ■アロマテラピーの歴史 香りは昔から儀式や治療に使われてきましたが、「アロマテラピー」として確立されたのは今からおよそ100年前。フランスの化学者が実験中に火傷を負い、その患部をラベンダー精油に浸したところ傷が早く治癒したことがきっかけといわれています。その後、ヨーロッパ各国へ波及し、研究が重ねられ心身への多様な効果が明らかになりました。 ■用意するもの アロマテラピーの基本は、精油を活用すること。精油とは植物から揮発性の芳香成分を抽出し、ギュッと凝縮したものです。 ▼香りの種類は、下記をご覧ください。 ※香りによっては、妊娠中・授乳中、高血圧やてんかんで治療中の方には適さないものがあります。買うときにお店の人に相談しましょう。乳幼児への利用も控えましょう。 【初級編】精油1本でOK かんたんアロマ 普段の生活のちょっとした時間で楽しめるのがアロマテラピーです。お好みの精油でぜひお試しください。 ■毎日手軽にリフレッシュ 洗面器に40〜50℃くらいのお湯を張り、精油を数滴垂らし、蒸気とともに香りを吸い込みます。気分を鎮める、意欲を高める、リフレッシュするなど、精油の持つ効果を簡単に実感できる方法です。※一気に吸い込まないようにしましょう。 ■仕事中の眠気覚ましに ペパーミントなど、スーッとするメントール系の香りを、ハンカチやコットンに1滴染み込ませ、眠気を取り払いたいときに香りを嗅ぎましょう。好きな香りを常備しておけば、気分転換にも役立ちます。 ■花粉症のつらい症状に スーッとする香りは鼻通りもスムーズにしてくれます。精油をごく少量(〜1滴)含ませたガーゼをマスクに挟んでみましょう。精油は肌の刺激になることがあるので、肌に直接触れないよう、内側につけましょう。 ■眠れないときに ラベンダーなどリラックス効果のある香りは、お休み前に、たかぶった神経を鎮めるのに効果的です。精油をハンカチなどに垂らし、枕の下に忍ばせておきましょう。旅先でも便利です。 ■緊張やイライラに 新しい季節、慣れない環境で、緊張や不安が多い…、そんなときはマグカップなど小さな容器にお湯を入れ、好みの精油を1滴落として、目を閉じて香りを嗅いで、心を落ち着かせましょう。 ■衣服の健康にも ラベンダーは、昔から防虫に使われてきたハーブ。衣服といっしょに、ラベンダーの精油を含ませたコットンやティッシュを入れておくと、虫よけになります。身につけるときにはほのかな香りで心が和みます。 【中級編】使い道を広げて、香りのある生活を 精油をさらに活用して、日常生活で香りの作用を役立てましょう。好きな香りに囲まれるひとときが、心身の緊張を緩和してくれます。 ■お部屋で[芳香浴] 香りを空気中に立ちのぼらせて楽しむのが芳香浴。1日の終わりは、好きな香りでお部屋を満たし、ゆっくりとリラックスできる時間を作りましょう。 ◎いつもの空間を快適に <向いている精油…お好みの精油> お湯を張った洗面器や、ティッシュに精油を垂らすなど手軽な方法でも楽しめますが、アロマポットやディフューザーと呼ばれる専用の道具を使う方法もあります。芳香浴の時間は15分くらいで十分です。好きな香りでお試しください。 ■むくみやこりに[マッサージ] 香りと、マッサージの相乗効果が期待できる、精油を使ったオイルマッサージ。精油をオイルと混ぜて肌に塗ることで、成分が皮膚から浸透し、体内に運ばれます。 ◆マッサージオイルの作り方 オイル30mlに対し、精油約6滴を混ぜます。一度に使い切れる量を作りましょう。 精油を混ぜるオイルは、ホホバ油※、スイートアーモンド油など、スキンケア用の100%天然のオイルがよいでしょう。食用のオイルは使用しません。 ※ホホバ油は、冬など気温が低いときは白く固まることがありますが、手で温めれば元に戻ります。 ◎足のむくみをやわらげる <向いている精油…グレープフルーツ・オレンジスイート・ペパーミント> 気になる足のむくみは、足先からひざへ向かって下から上へマッサージしましょう。マッサージでリンパの流れを促進することで、老廃物や水分などが排泄されやすくなります。血行がよくなるお風呂上がりがおすすめです。 ◎肩こりをほぐす <向いている精油…ペパーミント・ラベンダー・ローズマリー> 香りの作用で心身をリラックスさせ、筋肉をほぐすことは、肩こりの解消につながります。マッサージオイルで肩をやさしくなでるようにマッサージしましょう。事前に蒸しタオルなどで患部を温めておくとより効果的です。 ※グレープフルーツやレモンなど柑橘系の精油は、肌につけて日光に当たるとシミの原因に なることがあります。肌につける場合は、夜だけの使用にとどめましょう。 ■お風呂に[アロマバス] まだまだ寒さが気になるこの時期、お湯につかってしっかり体を温めましょう。好きな香りの精油があれば、バスタイムも楽しくなります。 ◎香りのお風呂でリラックス <向いている精油…お好みの精油> お好みの精油を2〜3滴お湯に混ぜるだけで、香りの効果も得られるアロマバスに。精油をオイルと混ぜてバスオイルにしてからお湯に入れる方法、塩と混ぜてバスソルトにしてから入れる方法もあります。ゆっくり体を温められる、ぬるめの半身浴がおすすめです。 ※塩によって浴槽の金属部分が傷むことがあります。塩を入れた場合は、長時間加熱しない ...[続きを読む]
炭水化物を正しく取っていますか? ■若いころからごはん毎食2杯。糖尿病の原因になる? 消費できるエネルギーは年齢や筋肉の減少とともに低下します。取り過ぎは糖尿病などの生活習慣病のもとになるので、摂取量を見直すことも必要です。 ■ケーキや菓子パンも炭水化物。主食の代わりになるよね? 同じカロリーでも、甘い食べ物はごはんよりも脂肪になりやすい炭水化物です。栄養も偏るので主食の代わりにするのはやめましょう。 ■ダイエットしたいから、炭水化物は抜いています 炭水化物は、生命を維持しエネルギー源となる重要な栄養素。ダイエットを無理なく続けるためには、必要な栄養素をバランスよく摂取することが大切です。 健康な食生活のために、まずは炭水化物の知識から… 炭水化物って何だろう? 脂質、たんぱく質とともに「三大栄養素」といわれる炭水化物。ごはんや麺で日常的に食べている場合、不足することはありませんが、取り過ぎや偏りは、健康を害する原因になります。毎日の食事を振り返ってみましょう。 ■炭水化物=糖質? 炭水化物は、体を動かすための栄養素。炭水化物は糖質と食物繊維に分類できますが、そのうちエネルギー源になるのは、糖質です。特に、糖質は脳にとっては唯一のエネルギー源。脳へ栄養を補給することは、全身の活動を支え、命を維持するという大切なことです。糖質は、ごはんやパン、麺類などの主食をはじめ、お菓子や、果物、いも類、アルコール類などにも含まれています。 ◎炭水化物は大切なエネルギー源。いろいろな食べ物から取っています。 ■糖質=血糖値上昇? 糖質には種類があります。「ブドウ糖」や果物に含まれる「果糖」は「単糖類」と呼ばれ、これ以上分解されないため、すぐに吸収され、血中の糖質がすみやかに増えます。一方で、ごはんや麦、豆などに含まれる糖質は、おもにでんぷんで、「多糖類」と呼ばれます。体内では消化酵素でブドウ糖に分解されてから吸収されるため、消化に時間がかかり、血糖値の上昇は比較的ゆるやかです。使い切れず余った糖質の一部は脂肪に変わり体内に蓄積します。 ◎缶コーヒーやジュース、お菓子にはたくさんの「糖質」が。取り過ぎに注意しましょう。 ■炭水化物=太る? エネルギーとして使われなかった炭水化物の一部は脂肪に変わるため、取り過ぎは肥満のもと。また、食べた炭水化物の一部を体内でエネルギーに変えるためには、ビタミン類など他の栄養素が必要です。食事のときは炭水化物に偏らず、野菜や、豆・肉・魚などおかずもあわせて食べましょう。炭水化物の量は、総摂取エネルギー(カロリー)の約50~70%がめやすとされています。 ◎エネルギーの必要量は、年齢や性別、生活、体重によって変わってきますが、成人の場合、1日2000~2400kcalが基本です。 ◎主食のほかに、お菓子を食べたりジュースを飲んでいるとエネルギーの取り過ぎに!? ■炭水化物=バランス! このように、炭水化物を取る際は、(1)種類に気をつける (2)量に気をつける (3)他との栄養バランスに気をつける ことがポイントです。炭水化物は、食べる機会が多く、安価で手に入り、満足感を得やすい食べ物です。だからこそ、取り方に気をつけて健康な毎日を送りましょう。次のページでは、健康を考えた炭水化物の取り方とレシピをご紹介します。ぜひお試しください。 1日3回、健康な生活のための、炭水化物の取り方 主食として、食事の主役を担う炭水化物。毎日、おいしく、健康に食べましょう。 【朝】脳にエネルギー補給 炭水化物を取ることで脳にブドウ糖が供給されます。ブドウ糖は脳の活性化を促すといわれるため、朝ごはんは1日の活動を司る大切な食事。菓子パンなど砂糖をたくさん使ったものは栄養が偏るので、ごはんや食事用のパン、シリアルなどを食べましょう。 ○食物繊維の多いシリアルは? シリアルとは、トウモロコシ、米、小麦、オーツ麦などの穀類を加工したもの。食物繊維など糖質以外の栄養があるものを選びましょう。 ・グラノーラ…小麦やオーツ麦に、ナッツやドライフルーツを加えて焼き上げたもの ・オートミール…オーツ麦を加工したシリアル ・ブラン…日本語では“ふすま”。食物繊維のほかミネラルも豊富 ・ミューズリー…さまざまな種類の穀物に、ナッツやドライフルーツを加えたもの >>レシピ『忙しい朝に便利なシリアル ベリーのシリアル』はゲンキレシピへ 【昼】栄養バランスを大切に うどんとごはん、パスタとパン、ラーメンとごはんなどのメニューを食べていませんか? ...[続きを読む]
少し前まで、こんがり焼けた肌は健康的といわれていましたが、健康に与える影響が大きいことがわかっています。肌が黒くなるのは、体が紫外線の影響による被害を防ごうとする防御反応なのです。 ◎すぐに現れる急性症状 ●日焼け…紫外線に当たった直後に肌が赤くなるサンバーンと、その後に肌が黒くなるサンタンがあります。 ●光線過敏症(日光過敏症)…紫外線に当たることでかゆみや発疹が起こります。 ●免疫低下…単純ヘルペスなどに感染しやすくなります。 ◎肌の大敵「光老化」 ●しみ・しわ…加齢の結果と思われがちですが、実は紫外線による「光老化」が大きく影響しています。紫外線ダメージの蓄積により、しみが現れたり、肌のハリが低下することがわかっています。 ◎ダメージの蓄積が深刻な慢性症状に ●皮膚がん…日焼けを繰り返すことで、遺伝子に傷がつきやすくなるといわれます。 ●目の病気…白目が充血する「紫外線角膜炎」のほか、中高年に多い目の病気で、ひどくなると視力低下が起こる「白内障」や「翼状片(よくじょうへん)」※も、紫外線との関係が指摘されています。 ※翼状片(よくじょうへん) 白目の表面を覆っている半透明の膜「結膜」が、黒目に三角形状に入り込んでくる 病気。充血や異物感などの症状が起こります。 【デイリー編】日常の対策が必要な理由 ●暑くなくても日焼けしている 太陽に当たって暑いと感じるのは赤外線の作用で、紫外線自体に熱はありません。暑さやまぶしさを感じない曇りの日や雨の日でも紫外線は降り注いでいます。日焼け止めなどで毎日対策しましょう。 ●目の日焼けはしみの原因!? 目に紫外線が当たると、白内障などのリスクが高まるだけではなく、脳からメラニン色素を作る指令が出て、皮膚の色素沈着が起こりやすくなるといわれます。帽子や日傘、サングラスで目を守りましょう。 ○サングラスは、紫外線カット効果がはっきりと示されていて、レンズがある程度大きく、顔にフィットするものがよいでしょう。 ●昼間の過ごし方がポイント 1日の紫外線量のうち、約60%は午前10時~午後2時の間に降り注ぐといわれているので、この時間帯は外出を避けるのも有効な方法です。外を歩くときは、日陰を選ぶようにするとよいでしょう。 【レジャー編】遊びに行く前に読んでおこう ●リゾートには危険がいっぱい 紫外線の量は、日本国内なら南に行くほど多くなります。また、山、高原など高度の高い場所も紫外線がたくさん降り注いでいます。日焼け止めや服装など二重・三重の対策をしましょう。 ↓日焼け止めの選び方は、ページ下記『外に出るなら 日焼け止め』をご覧ください。 ●肌の露出は控えめに 水着一枚での海水浴は昔の話。オゾン層の破壊により紫外線の量が増えていることも指摘されている今、直接肌を紫外線にさらさないように気をつけましょう。 ○日焼け止めを塗るほか、洋服は襟や袖のついたもの、水着の上にはTシャツなどを着て、肌を守りましょう。 ●全方位から肌をガード 紫外線は、地面から照り返すほか、空気中のちり・ほこりなどにも反射して、あらゆる角度から降り注いでいます。首や耳の後ろ、脚や腕の裏側などにも忘れずに日焼け止めを塗りましょう。 ●ピークはもう始まっている 日焼け後に対策するよりも、紫外線を浴びないようにするほうが肌への影響が少ないとされています。今からしっかりと対策しましょう。 ・紫外線(UV-B)量が1年の中で多くなるのは5月~9月です。 ●太陽の下でいきいきと 紫外線は健康に影響を及ぼしますが、もともと、太陽の光は人間にとって必要なもの。朝の光を浴びると体内のリズムが整えられるといわれます。また、適度な日光浴によって、骨や歯の発育に欠かせないビタミンD ...[続きを読む]